●第7回タイ放置自転車贈呈事業の報告

国際奉仕プロジェクト担当 岡 良森 君

 9月21日に行われた標記贈呈式に出席してきましたので、その報告をいたします。
当クラブとしての7回目の贈呈式。現地では71回目の贈呈式に、今回、14名の仲間で行ってきました。
今回の贈呈は、チョンブリ県アマタナコンというエリアです。
昨年までの3年間とは少し趣が変わってました。バンコクから比較的近いということ、贈呈会場が、工業団地内にある施設ということで整然とした感じがしました。また、今回は、現職の駐タイの小町恭二特命全権大使が出席されるということで、近隣ロータリーなど多くのロータリアンの出席がみられ、各団体のスピーチ等も多く、若干大人の為の式典という感じになってしまいました。当クラブ訪問団の団長である野中パスト会長はそうした多くの出席者の前で、スリウォンRCの政岡プロジェクト委員長に通訳のお手伝いをしていただきながらも、挨拶はタイ語で語りかけるなど大変素晴らしいスピーチをされ小町大使と遜色のない拍手をいただきました。
それでも、各学校を代表して式典に参加してくれた子供達は、例年のように、自転車を貰ったことへの純粋な喜びと感謝の気持ちを私たちに表わしてくれました。式典の後半では小学生組と中学生組の2班が感謝の舞(タイ舞踊)を踊ってくれました。今回、初めて参加した当クラブロータリアンも一様に感動したと感想を語ってくれました。
  式典の詳細とバンコクスリウォンRCとの交流の内容をスリウォンRCの事務局の方がCDに纏めてくださいましたので皆さんと鑑賞したいと思います。
式典は、昼の12時頃に終了し、その後、現地ロータリアンと総勢20名で親睦ゴルフを行い(日没で数ホール回れませんでした)、夜にはバンコクで食事会を行いお開きとなりました。 翌日は恒例のバンコクスリウォンの例会への参加もしてきました。ここでは、ウィム直前会長(現会長は諸事情により日本に帰国中)から当クラブの長年の事業活動に対し
感謝状が贈られ、根津君が代表して受領してきました。(当クラブも我々の活動のパートナーとしての同クラブに感謝状を贈りました。)
 今回は、日本からの他のロータリークラブとのジョイントが無かったため2クラブによる親睦例会といった感じでした。(ゲストでお一人神戸西神ロータリーの方がいらっしゃいましたが感心しておられました。)

  バンコクスリウォンRCは、現在会員数18名、年間10回の贈呈行事を手掛けておられます。放置自転車のみならず、浄水器や、図書、給食支援など、様々な活動を行っています。活動に係る段取りなど相当なエネルギーをこうした事業に費やしており偉大なクラブという感想を持ちました。ちなみに現在までに現地では、31500台の自転車贈呈を行っておりますが、そのうちの10%(約3100台)が我せせらぎ三島RCののスポンサードによるものとの紹介もありました。ウィム直前会長は、昨今の日本における経済情勢の中、スポンサーになったいただけるクラブの減少傾向を嘆きつつも、100回、150回、200回と活動を継続していきたいと明るく、かつ力強い意志を表明されておられました。
  今回、私は、根津直前国際奉仕委員長による完璧な前段取りの上に乗っかった形でスムーズに行程を進めることができました。野中団長はじめ同行していただきました当クラブロータリアンの協力により全員が無事に帰国することができました。また、当クラブから頂いた活度補助金により訪問団食事会など楽しいひと時を過ごすことができました。この場を借りて感謝申し上げます。

訪問団

野中信行団長(パスト会長) 兼子悦三パスト会長
澤田稔パスト会長 根津直前国際奉仕委員長
保坂国夫パスト会長 矢岸貞夫君 山口辰哉君
小林勝君 宮澤正昭君 土屋巧君 同婦人 
新井香君 久保栄子君

担当:岡 良森

 

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