“新世代育成セミナー”

第1回青少年育成セミナー H8.5.11.(土) 午後3:00〜5:30
会 場  佐野美術館 1階講堂
講 師  古屋憲男氏
テーマ  職業について学ぶ(自分のあった職業について考える)
 「将来の夢について学ぶ」三島南RC 古屋憲男
 私が最初に将来なりたいと思った職業は、ヘリコプターの操縦士だった。年齢は小学生に入る前だったと思う。動機は、村の農薬散布に来たヘリコプターが田んぼに着陸しそれを見に行ったのがきっかけです。 次は中学2年の時、高校進学の進路を決める時です。かなり明確に建築屋になるんだと決定づけていた。動機は、村にあった建築現場用飯場(当時は監督も職人も飯場に寝泊まりしていた)に出入りする現場監督に好感が持てたから......
 情報の少なかった当時としては、職業を選択するのにあまり悩まずに決めることが出来たと思う。
 しかし今は、職業は多様化し立派だと思っていた職業倫理もあやしげな昨今、子供たちは将来の夢そのものからも逃避させられているのが現実(自分の子育ての体験から)ではないでしょうか?
  三島南ロータリークラブ1995〜96年度の組織が発表され、事業計画作成にあたり鈴木政則青少年委員長より、たまたま社会奉仕委員長を仰せつかった私に、当年度は地域に密着した奉仕活動をしたい、という提案があり私も大賛成だったのでその推進をお願い致しました。
  そして第一回目のテーマ「職業について」の講師を指名され、私には大変荷の重い事ではありましたがお引き受けする事に致しました。
  さて、当日私は大変緊張して会場に臨みました。自分の話で子供達に感動を与えることなど出来るだろうか?
  第一回目で失敗したら継続事業として考えたいこの事業の、今後が危ぶまれる。そんな思いから、いかに子供達に聞いてもらえる内容にするか苦労しました。そして、それにはいかに子供達と同じ立場に立って話せるかだと思い、自分の小学生時代の恋愛の話や授業中寝てばかりいた事、勉強もあまりせずスポーツぱかりやっていた事など、子供達が抱いているであろう悩みを自分の真実に基づき赤裸々に話しました。そして、学校卒業後の仕事については、多くの失敗をしながらも真剣に取り組み、いつも夢を持ちながら、仕事の大変さ、そしてちょっとした事からの成功などを、開発の事例等を織り交ぜながら話し、最後に自分の好きな仕事が出来る喜びと学生時代「もう少し勉強しておけばよかったな」という後悔で話を閉じました。私は、このセミナーを継続することにより、より多くの子供達が自分の目標をより早く見いだす事が出来、それに向かって学生時代を送る事が出来たら大変素晴らしいと思い、さらなる成功を向け、メンバーと力を合わせ活動し続けたいと思います。

 ...感想

どんな人間でも、失敗をしながら生きていくんだなあと思った。自分にも夢があるけど、もし、その夢を実現させようと思ったら、失敗を恐れずに頑張っていこうと思った。それと、発明はちょっとしたことからできるんだと思った。常識に定着していたら何も生まれないし、進むこともない。自分の周りの人が思っていない事を実行したらきっとすごいことが起こると思った。

話を聞いて僕は家業である農業をすることに決めました。それは、祖父さんから父さん、それから自分とだんだん発展してきた事なので、取り入れて、父さんを超えることのできるような人になりたいと思いました。

古屋さんの小さい頃からの色々な話を聞いて、人は沢山の可能性があるんだなあと思いました。私は将来福祉の仕事がしたいと思っています。今はまだ福祉のことについて殆ど知識が無い私には、人を助ける事ができる能力はないと思います。だからこれから自分で学んだり周りの人からの意見を参考にして、そういう力を身につけて、後悔しないようにがんばりたいと思います。

←BACK
 
Copyright (C) Mishima -south Rotary Club